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[あらすじ]
白い少年と黒い少女、白い殺し屋と黒い女王のショートショート。
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殺し屋
切り刻まれたターゲット
切り刻む殺し屋
どちらも同じで消費組み
依頼した者こそが人形
真の黒幕はヒトの黒い感情
昔々ある街に少年がおりました
その少年は目立つ事もなく普通の少年でした
ただ一つを除いては
少年は純粋な「白」でした
灰色よりでもない一点の曇りもない真っ白でした
少年は普通でしたがそれ故に街では有名でした
笑うと穏やかな空気が流れ悲しむと天が涙を流すほど愛されていました
しかし白は何もないのです
だから少年には名前もありません
肌も髪も瞳も血も全て真っ白
外見も正確も真っ白
とても綺麗なのですが何処か哀愁が漂っています
苦笑いばっかりで本当に笑う事はありませんでした
いつものように街を歩いていると黒い騎馬隊が少年を捕らえました
「魔王様が貴様を連れて来いとの事だ、よって貴様を城に連行する」
そう言って騎馬隊は少年を連れて行きました
城に着くと其処は真っ黒でした
壁も天上も床も飾りも何もかも真っ黒でした
そんな真っ黒な空間にいる少年はとても異質で神々しくてとても目立っていました
すると階段の上から黒いドレスを着た少女が下りてきました
髪も瞳も真っ黒な少女が少年の前に立ちました
「貴方、とても白いのね」
「そうだね」
「どうしてそんなに白いの?」
「わからない」
「髪も白いのね」
「そうだね」
「瞳も白いのね」
「そうだね」
「ちゃんと見えるの?」
「見えるよ」
「血も白いの?」
「白いよ」
「羨ましいわ」
「そう?僕はキミが羨ましい」
「どうして?」
「黒いから」
「黒がお好きなの?」
「うん」
「なら私の色に染まるかしら?」
「いいの?」
「いいわよ、だってその為に呼んだんだから」
「そうだったんだね」
「さぁ、、いくわよ・・・・真っ黒にしてあげる」
少女が少年に抱きついた途端みるみる黒くなっていきました
もう少しで全部黒くなるという所で
バリィーン
黒が砕け散りました
「どうして!?どうして染まらないの!?」
「わからない」
白と黒は対極であり同じ物だけれど決して相容れない物
少女は悲しみに暮れました
少女は黒いベットの上で永遠に眠りました
白い少年が黒い少女を死なせたとして少年は街を追放されました
少年が街を追放されて一〇〇〇年の時が経ちました
少年はもう少年ではなく青年として立派になっていました
青年は刀を持って人を殺していました
何人何十人何万人と殺しても青年は真っ白でした
決して紅に染まる事はありませんでした
青年は殺し屋
殺し屋を操るは黒い女王
今日もターゲットを探す為に街に舞い降ります
白い殺し屋と黒い奏者が貴方を狙っているでしょう
狙われたら最後
貴方も貴女ももう助からない
白と黒の織り成す無限の殺戮は人が居なくなるまで続くでしょう
さぁ さぁ さぁ
此処でキミたちに問題を出そう
この話しに出てきた黒の女王と白の殺し屋の正体は何でしょう?
解ったら書き込んでくれよ
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