ユメの終わり
短編  著作者:倦怠→瞬殺      投稿小説空間ホームへ

[あらすじ]
過疎化したあるオンラインゲーム、
現実での様々な事情から、仮想の世界は終わりを迎えようとしていた。
プレイヤー達が次々といなくなっていくなか、
2人のプレイヤー、「れおにだす」と「神薙」が話している。
ユメの終わり

れおにだす:夢の世界なのに現実が絡んでくるなんて…
       やですね。
神薙:夢、夢か
れおにだす:??
神薙:夢ってさ
れおにだす:はい
神薙:もっと見続けていたいと思っても
    それが良い夢なら
    でも、ふと目が覚めてしまうんだよな
    反対に、嫌な夢ほど長く続く。
    誰も起こしてくれない。
れおにだす:ある漫画の受け売りですけど
神薙:うん
れおにだす:手のひらの水はどんどんこぼれていくけど
       雫は残る、って
       なんていうか、
       うまく説明できないですけど
神薙:わかるよ
れおにだす:そうですか
       ?
神薙:レベ上げで苦労した時間とか、
    良いアイテムが出たとか、
    そんなのはどうでもいいんだ
    こぼれてしまっても
れおにだす:
神薙:やっぱりさ、
れおにだす:はい
神薙:れおさんとか、色んな人と
    顔も名前もわからないけど
    一緒にゲームできて
    一緒の時間を過ごせたことが
    楽しかったんだ
れおにだす:ありがとうございます
神薙:でさ
れおにだす:はい
神薙:「楽しかったユメ」ってのは
    楽しいユメを見たことは憶えてるでしょ
れおにだす:そうですね
神薙:だから
    それが雫、だと思うんだ
れおにだす:
神薙:楽しいユメを見れたことは
    忘れないと思う
れおにだす:ぼくは、わすれたくないです
神薙:忘れるよ
    細かいことは
    悪い夢の方が、多いもんww
れおにだす:そうっすね
神薙:でさ

〜このゲームのサービスは間もなく停止します〜
〜ユーザーの皆様、長い間ご利用ありがとうございました〜

神薙:あ、毛時間か
    毛→もうww
れおにだす:あの、また会えますか
神薙:んん〜
    どうだろ
    たとえ新しいゲームしてても
    見分けるのはむりっしょ
れおにだす:orz
神薙:ww
    でもさ
れおにだす:はい
神薙:このゲームでさ
    2人で会えたのは
    運命でしょw
れおにだす:運命っすか
神薙:うお恥ず
    でも、もう誰もいないしね
れおにだす:ww
       モンスターすらいないっす
神薙:じゃあ
れおにだす:はい
神薙:言うね
れおにだす:・?
神薙:あたしの名前はね
    加奈。ぴちぴち?の高校生でっす
れおにだす:
神薙:ww、でしょ
    まあ、最後くらい私の名前言っても
    いいかなって
    もー会えないだろうし
れおにだす:
神薙:あれ??
    れおさんもう落ちた?
    あたしが最後か…ぁ
    引かれたかな
    今まで偉そうに教えてたりしたから
    怒ったかな
    あたしも落ちようかな
    言えなかったし
    あのこと

〜このゲームのサービスは間もなく停止します〜
〜ユーザーの皆様、長い間ご利用ありがとうございました〜

神薙:あー
れおにだす:神薙さん
神薙:お〜
    まだいた
れおにだす:あの
神薙:あ待って
    あたしからい〜い?
れおにだす:はい
神薙:あたしさ、
    れおさんのこと、
    好きだよ
    はい、言った!
    れおさん、どーぞ^^
れおにだす:私も
       塩崎明日香です
       あ、字が違う
       汐崎でう
       汐崎
神薙:あちゃ〜
    女の子か
    恥ずい
    苗字までは
れおにだす:また会いたいです
       会いたい
神薙:あ〜
れおにだす:あの
       しおざきえきhわかります
       そこで
       あいmせんか
神薙:pっk
    いd

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